「TOKYO 2025」で頂点に! 世界デフテニスでミックスダブルス3位、親松直人選手が熊谷市長を表敬

小林哲也市長(右)を表敬訪問した親松直人選手=22日午後、埼玉県熊谷市役所

 埼玉県熊谷市出身で聴覚障害のあるデフテニス選手親松直人選手(31)が22日、市役所に小林哲也市長を表敬訪問し、9月にギリシャで行われた第3回世界デフテニス選手権のミックスダブルスで、銅メダルを獲得したことを報告した。

 今回が2度目の出場となった親松選手は準々決勝でフランス代表ペアに勝ったが、準決勝では第1シードのチェコ代表ペアに敗戦。3位決定戦では第2シードの台湾代表ペアに勝利した。男子シングルスでベスト16、男子ダブルスでは4位に入ったという。

 親松選手は「男子ダブルスでは経験の差で負けた部分があるので、それを克服したい。2025年の東京デフリンピックの決勝を目指して頑張っていきたい」と語った。小林市長は「熊谷出身の選手が世界で活躍するのはうれしい。テニスコートで活躍する姿を見ることを楽しみにしている」とエールを送っていた。

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