レギュラー、1L当たり175円 9週ぶり値下がり、国補助で抑制

ガソリンスタンドでの給油作業=8月、大阪府守口市

 経済産業省が27日発表した25日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査から10銭安い175円ちょうどだった。9週ぶりに値下がりした。政府が石油元売り会社に支給している補助金で12円80銭抑制されたという。

 政府はレギュラーガソリンの全国平均小売価格が175円程度になるように補助金を出している。28日からは1リットル当たり13円80銭を支給する。調査した石油情報センターの担当者は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海で商船を攻撃したことで原油の供給不安が高まっているとして「次回の価格は値上がりを見込む」と話した。

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