イブの飲食業売り上げは10%減

香港餐飲連業協会の黄家和・会長は12月25日、香港電台(RTHK)の番組で、クリスマスイブの飲食業界の売り上げが前年同日と比べて10%以上減少したと述べた。同日の香港メディアによると、黄会長は、今年のクリスマスイブは多くの香港市民が中国本土へ行ったり海外旅行をしたりするため、これまではクリスマスイブの2~3週間前から多くのホテルやレストランが予約で満杯だったが、今年は「多くのホテルやレストランが予約なしでも入れた」と述べた。業界全体の売上高は約3億8000万ドルと推定され、前年同日の売上高4億3000万ドルと比べると10%余り減少した。

黄会長はまた「過去2日間に出境した多くの香港市民は比較的良好な購買力を持っている。香港の一部の人気エリアの人の流れは良好だが、消費力は依然として低い」と指摘した。旅遊促進会の崔定邦・総幹事は同じ番組の中で、多くの市民が本土へ旅行するだけでなく、海外へ旅行する人も多いと指摘し、香港市民の約3分の1が旅行すると推定している。この休暇には本土に行く市民の数は新型コロナ流行前のレベルを超えている可能性があるとみている。

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