アニタさん没後20周年展覧会がスタート

香港の歌手・俳優で2003年に亡くなった梅艶芳(アニタ・ムイ)さんの没後20周年を記念した展覧会「絶代芳華・梅艶芳(Timeless Diva: Anita Mui)」が沙田にある香港文化博物館(香港ヘリテージ・ミュージアム)で12月24日から始まった。政府公報によると、この展覧会の会期は2024年9月2日まで。展示されるのはアニタさんが生前身に付けたステージ衣装をはじめ、写真、CD、音楽賞や映画賞のトロフィーなどの思い出深い品々約70点で、香港のトップスターの風格やそれらが流行やカルチャーに与えた影響を回顧できる内容となっている。中でも、1983年に第12回東京音楽祭に出場した際に受賞した「TBS賞」のトロフィーは今回が初公開という貴重な品だ。また、来る12月30日はアニタさんの命日あたることから、同日は11時から博物館1Fのシアターでアニタさんの主演映画『胭脂扣(邦題・ルージュ)』を上映し、同日15時からはセミナーを開催する。このほかアニタをイメージして特別にデザインされたビンテージバスが5日間(12月30、31日、2024年1月1、13、14日)限定で博物館の駐車場に展示されるので参観者は記念撮影をすることもできるという。(写真・政府新聞処)

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