消防団員が団員報酬など約55万円着服 「生活費や借金返済に充てた」【長野・松本市】

松本市の消防団で会計を担当していた団員の男性が、55万円余りを着服していたことが分かりました。
松本市消防団によりますと第20分団で会計を担当していた40代の男性が、2019年5月から今年3月までの間、団員報酬などおよそ55万円を着服していました。
男性がキャッシュカードや通帳を「紛失した」と説明するのを、別の団員が不審に思い、口座取引の履歴を確認したところ不正な引き出しが発覚しました。
男性は「生活費や借金返済に充てた」と着服を認めていて、20日付で懲戒免職処分となりました。男性の家族が全額を返済していて刑事告訴はしない方針です。

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