海の幸、めくってそろうかな? 久慈東高生がカードゲーム考案

生徒らがイラストを描いた「じぇじぇじぇカード」

 久慈東高(佐々木寛校長、生徒425人)の3年生16人は、地元の海産物をモチーフにしたカードゲーム「じぇじぇじぇカード」を開発した。23日にカード大会を初開催。商品化も展望し、独自のカードを通じて魅力を伝え、地域を活性化させたいと奮闘する。

 メンバー7人が集い、久慈市夏井町の道の駅いわて北三陸で買い物客らを交えて大会を開いた。基本的な遊び方はトランプの神経衰弱と同じ。アイナメやサクラマス、キタムラサキウニなどのイラストが手描きされたカードがそろうと歓声が上がった。

 オオクチバスなど外来種カードがそろうとポイントが減る工夫も。イベントカードも存在し、例えば「台風」が出ると全てのカードの位置がシャッフルされるルールだ。

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