ブギウギ第64回・空襲を受けた東京でスズ子と愛助が再会する

「スウィングの女王」とよばれる人気歌手のヒロインが、やがて戦後の大スターとなるまでの波瀾万丈な人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。第64回(12月28日放送)では、東京に戻ったスズ子が大空襲の被害にあった惨状を目の当たりにする。

故郷も空襲に遭ったと聞き、不安を口にするスズ子(趣里)と愛助(水上恒司)(C)NHK

地方での慰問から東京に戻ったヒロイン・スズ子(趣里)は、空襲で一面ががれきになっている惨状を目の当たりにする。スズ子が三鷹の家に戻ると、幸いなことに家の付近は空襲はなく、恋人の愛助(水上恒司)とも無事再会する。

坂口(黒田有)からは、愛助の母・トミ(小雪)も無事だと聞くが、東京や大阪の多くの知り合いの安否はわからないままだった。空襲警報が当たり前の日常となるなか、スズ子は慰問で地方に行くたびに愛助と離れることを不安に思うようになっていき・・・。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。

年内の放送は12月28日までとなり、29日は総集編前編が放送される。年明けの放送は、2024年1月4日から。

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