AIを使ってフードロスを666kgから14kgに ごみ減量優良事業者を表彰

ごみの減量・資源化を積極的に行っている事業者が広島市から表彰されました。

広島市役所で27日に行われたのは、「ごみ減量優良事業者表彰式」です。食品ロスの削減やゴミの減量・資源化の取組みを行う事業者を表彰します。今回は食事の提供が想定される学校や病院など107の事業所から「広島酔心調理製菓専門学校」と「ヒルトン広島」が選ばれました。

学校法人原田学園広島酔心調理製菓専門学校 原田優子校長
「食べられるものを捨てるのはすごく心が痛い。食べられるものを美味しく食べてもらうお手伝いすることが調理師だと思う」

また、ヒルトン広島では、「Winnow(ウィンノウ)」というAIを使った食品管理ツールを導入し、フードロス削減に取り組みました。

ヒルトン広島 サミュエルピーター総支配人
「AIがどの食べ物がどういった形で廃棄されているか写真を撮って測定をする。シェフ達がキッチン内で廃棄される食材をどのように再利用できるか話し合うことができる」

導入前は、1か月あたり666kgあった食料廃棄物が14kgまで減ったということです。市は今後もごみの減量や資源化に取り組んむ事業者を表彰していきたいとしています。

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