朝ドラ・不穏なラストにSNSざわつく「チズさん夫婦も心配」

明るく元気なヒロイン・福来スズ子がやがて昭和の大スターになるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。12月27日に放送された第63回では、スズ子の巡業中に東京で空襲があり、SNS上で愛助たちの安否を気にする声が相次いでいる。

愛助のいる東京で大空襲があったと聞かされ動揺するスズ子(趣里)(C)NHK

トミ(小雪)の許しを得て、マネージャーの山下(近藤芳正)がスズ子(趣里)の楽団に加入する。スズ子は各地を慰問で回り、東京に戻ると恋人・愛助(水上恒司)の看病をするという多忙な生活を送る。

幸せな日々を過ごしていたスズ子だが、東京都心で空襲があったいう一報を慰問先にて耳にする。三鷹で療養する愛助を案じながら、最後までステージに立ったスズ子。急いで東京に戻った楽団は、焼け野原に変わった街を見て愕然とするのだった。

今回の放送は、慰問先から急いで東京へと戻ったスズ子が、瓦礫の山となった街を見て「何やこれ・・・」とつぶやくシーンで終わった。

SNS上では東京にいる愛助やお目付け役の坂口(黒田有)、スズ子が世話になっていた下宿先のチズ(ふせえり)たちの安否を気にする声も多く、「愛助さんも坂口さんも無事だよね?」「下町中心だからチズさん達が心配」「これ愛助君も心配だけど大家さん夫婦も無事なんだろうか?」といった心配の声が相次いでいる。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。今年の放送ラストとなる12月28日の第64回では、東京の悲惨な状況を目にしたスズ子が、愛助と離れることを恐れるようになる。

文/つちだ四郎

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