トッテナムは27日、イプスウィッチ・タウンにレンタル移籍中だったU-21イングランド代表FWデーン・スカーレット(19)の復帰を発表した。
スカーレットはトッテナムのアカデミー出身で、ファーストチームでも11試合に出場。今シーズンもEFLカップ(カラバオカップ)のフルアム戦に出場していた。
今年8月にチャンピオンシップ(イングランド2部)のイプスウィッチに武者修行したが、2022-23シーズンのポーツマス移籍に続く2度目のレンタルは期待されたものとはならず。ここまでリーグ戦12試合に出場したが、そのすべてが短時間の途中出場となっており、レンタル早期打ち切りの形での復帰となった。
なお、イギリス『フットボール・ロンドン』によると、アンジェ・ポステコグルー監督はブライトン戦に向けた公式会見でスカーレットの今後について言及。韓国代表FWソン・フンミンがAFCアジアカップ参戦のために離脱することが濃厚となり、ひとまずはトップチームでプレーする可能性が高いとの見通しを示した。
「デーンが戻ってきて良かったし、明らかにイプスウィッチへのローンは彼にとってうまくいかなかった。彼をローンに出した理由は試合時間、リズム、成長を得るためにあり、これは彼にとっても我々にとっても残念なことだった」
「それはうまくいかなかず、彼を連れ戻すのは理にかなっていた。彼は我々と一緒にトレーニングに戻り、1月1日から再び出場可能になる。あとは彼次第だ。彼はシーズンの残りまで我々と一緒にいて、彼がどのようにトレーニングするか、そしてどのような機会が訪れるか来ないかを見ることになり、その時にそれらの状況に対処するつもりだ」
