ソシエダがサレルニターナのクロアチア代表DFに関心か?

ソシエダの関心伝えられるブラダリッチ[写真:Getty Images]

レアル・ソシエダがサレルニターナのクロアチア代表DFドマゴイ・ブラダリッチ(24)に興味を示しているようだ。

現在、ラ・レアルは生え抜きのスペイン人DFアイエン・ムニョス、アーセナルからレンタル中のスコットランド代表DFキーラン・ティアニーの2選手で左サイドバックのポジションを回している。

ただ、負傷の多さやパフォーマンスの問題を抱えるティアニーに関しては、買い取りオプションなしのレンタル加入となっており、クラブは高額な移籍金を支払ってまで買い取る可能性は低く、ムニョスとポジションを争う新たな左サイドバックをリストアップしている模様だ。

移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、ソシエダはトリノ、ラツィオと共にセリエAクラブで活躍するブラダリッチに関心を示しているという。

なお、サレルニターナは2026年まで契約を残す24歳DFに対して、800~900万ユーロ(約12億6000~14億2000万円)程度の移籍金を要求する構えだという。

ハイデュク・スプリトの下部組織出身のブラダリッチは2018-19シーズンにファーストチームデビュー。序盤からレギュラーポジションを掴むと、シーズン半ばにはゲームキャプテンを任されるなど、公式戦31試合に出場し1ゴール2アシストの数字を残していた。その後、2019年に加入したリールでは左サイドバックの準主力を担った。

2022年夏に加入したサレルニターナでは左のサイドバックとウイングバックを主戦場に、ここまで公式戦50試合に出場。持ち味の推進力を活かした攻撃参加に加え、カルチョ仕込みの守備にも磨きをかけている。

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