年越しそば最盛期 魚津・石川製麺 31日まで50万食製造

製造が本格的に始まった年越しそば=魚津市内の製麺会社

 魚津市大海寺野の石川製麺で27日、南砺市産のそば粉などを使った年越しそばの製造が本格的に始まり、担当スタッフの10人が、ゆでそばを箱詰めするなど出荷作業に追われた。前年と同じ約50万食分の販売に向け、31日まで24時間態勢で1ラインをフル稼働させる。

 同社によると、1カ月当たりの生産量は通常、日中のライン稼働で約5万食となっているが、今月25~31日には10倍の50万食に増え、年末の7日間だけで年間の半分近くを占めるほど生産が集中する。

 そばの卸売価格は原料の高騰を受けて徐々に上昇しており、今年は1、2割程度の値上がりとなった。

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