参議院・岐阜選挙区選出 大野泰正議員の議員宿舎などを東京地検特捜部が家宅捜索 地元事務所に動きなし

自民党の政治資金パーティーをめぐり、東京地検特捜部は、参議院・岐阜選挙区選出の大野泰正(おおの・やすただ)議員(64)の東京の議員宿舎などの家宅捜索に入りました。

(吉田翔記者)
「岐阜県羽島市にある大野泰正議員の地元事務所です。事務所前には多くの報道陣が詰めかけています。こちらには午前9時前に秘書が出勤しましたが、それ以外の人の出入りは今のところありません」

午前9時すぎ、東京の大野議員の議員宿舎に、また、午前10時ごろに、国会議員会館にある大野議員の事務所に、政治資金規正法違反の疑いで家宅捜索に入りました。

大野議員をめぐっては所属する安倍派のパーティー券を販売した際に、5000万円を超えるキックバックを受けながら、収支報告書に記載していなかった疑いが持たれています。

大野議員はこれまでCBCの取材に対し、「精査し、適切に対応する。捜査には全面的に協力する」などとコメントしていて、疑惑が事実なのかどうかは一切明らかにしていません。

関係者によりますと、大野議員はすでに東京地検特捜部の任意の事情聴取に、複数回応じているということです。

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