賠償確定、極めて遺憾と日立造船 徴用工訴訟、三菱重工も

 韓国人元徴用工らへの損害賠償を命じた確定判決に関し、日立造船は28日、「本判決は日韓請求権協定およびこれに関する日本政府の見解、ならびに当社主張に反するものであり極めて遺憾です」とのコメントを発表した。今後の方針については、日本政府の対応状況などを踏まえるとしている。

 三菱重工業も遺憾の意を表明。「日韓両国間およびその国民の間の請求権に関する問題は、日韓請求権協定により『完全かつ最終的に解決』され、いかなる主張もできなくなったと理解している」とした。

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