パートナーシップ制度、来月4日から 県、受け付け開始

 県は27日、LGBTQなど性的少数者のカップルに婚姻と同等の関係を認める「県パートナーシップ宣誓制度」について、来年1月4日に申し込みの受け付けを始めると発表した。

 申し込みは「やまがたe申請」か電話で行い、手続きは▽宣誓書と住民票の写しなど必要書類を用意▽事前調整▽県庁に持参か郵送で書類提出▽対面、郵送の場合はオンラインで本人確認▽2人の宣誓を証明するカード型「宣誓書受領証」を交付―の流れで進む。宣誓を希望する日の7日前までに申し込む。

 受領証には2人の氏名と生年月日が記載される。日常的に使う通称名での登録もでき、有効期限はない。県は県営住宅への入居や県立病院での面会で、法律婚の配偶者と同様のサービスを提供する。

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