「川勝語録」「中3男子無事保護」「橋げた落下」「大量キャンセル」…2023年 読まれた記事 調べてみたらこうだった

本当にいろいろなことがあった静岡の2023年。SBS静岡放送では、テレビとともに、WEBニュースでも地域の出来事をお届けしてきました。そのニュースの配信数は、あわせて約5,000本にのぼります。では、いったい、どんな記事がみなさんの関心を集めたのでしょうか。

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まずは1日の単位で、最も読まれた記事のベスト3です。1位は衝撃の事故でした。

<井手春希キャスター>
「落ちた橋げたは約60メートルでかなり大きいです。歩道の黒い柵が押しつぶされています」

7月6日、静岡市清水区の国道1号バイパスで起きた橋げたの落下事故。未明の工事中に起きた惨事で、作業員2人が亡くなりました。

川勝知事憤慨「足を引っ張っているかのように」

今年1年、静岡県内はもちろん、全国から注目を集めた人がいました。川勝平太知事です。川勝知事が登場するニュースはとにかくバズるということで、今回「川勝知事」にまつわるニュースランキングも作ってみました。

2023年の川勝知事といえば、その言動をめぐって、各方面と対立したーというニュースも相次ぎましたが、やはり多かったのがリニア関連。こう着状態が続く中、川勝知事の発言がたびたび世の中をざわつかせました。

<静岡県 川勝平太知事>
「足を引っ張ってるかのように言われるのは、(静岡県が)期成同盟会に入っていることをご存じなのかと」

7月、川勝知事が噛みついた相手は、現職の経済産業副大臣。リニア工事をめぐって、中谷真一副大臣が「静岡に駅ができないから反対している」と発言したことに対し、対決姿勢を示しました。

続いては、静岡を熱くさせたスポーツ記事のランキングです。プロ野球では、実に66年ぶりとなる球団増となる静岡市を本拠地とした「ハヤテ球団」。1期生となる29人の新加入が発表された際の記事は多くの関心を集めました。

また、J2リーグに初昇格した藤枝MYFCが初めて“静岡県勢の先輩”ジュビロ磐田をホームに迎え、クラブ史上初めてチケット完売となったゲームのルポも上位に入る中、3位に入ったのが…

静岡県下田市の下田消防署で消防士として働く白井寛人さん。彼にはもう一つの顔があります。同僚消防士によると「生半可では表現できない。言い表せないくらい。すごすぎて…」と表現する競技とは、ボディビル。白井さんは2023年、ボディビルの日本一に輝きました。

誰もがうらやむ肉体美は、すてきな妻のサポートのおかげという話題が関心を集めました。

帯状疱疹って「一生に一度だけ?」

こんな記事も読まれています。例えば、新型コロナの5類移行により、急増した富士山の夏山登山。中でも相次いだ弾丸登山へ警鐘を鳴らす記事や最近、若者の間でも急増している帯状疱疹の気になる疑問を調べた記事もそのひとつです。

さらには、こんなハートウォーミングな記事も。台風7号の影響で祭りが中止になりお弁当が大量キャンセルになった話、店の人が助けてほしいとSNSにつぶやいたところ、常連客などからの注文が相次いだといいます。

無事見つかって本当によかった…

最後は2023年、SBS発のWEBニュースで最も読まれた記事です。静岡県伊豆の国市に住む当時中学3年生だった男子生徒が外出したまま、行方不明となりましたが、約1か月後の1月5日、無事保護されました。心配された方も多かっただけに、無事発見の一報には、みなさんホッとされたと思います。

いろいろあった2023年。SBSでは2024年、WEBでもみなさんの「知りたい」に応えるニュースをお伝えしていきます。

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