全国高校ラグビー大会、5大会連続8回目の出場となる愛媛県代表の松山聖陵は、28日の1回戦で和歌山県代表近大和歌山破り、初戦を突破しました。
花園、2年ぶりの勝利を目指す松山聖陵は、3大会連続5回目の近大和歌山に対し、前半5分、6番原田がもぐりこみ先制トライをもぎ取ると、前半17分のラインアウト。キャプテン村中がそのまま持ち込み2本目のトライ。リードを拡げます。
さらに前半20分、スタンドオフ浦本。キックパスが鮮やかに決まり、最後は坂本が右中間にトライ。1年生阿塚もキックを決めて21対0。
しかしこの後、近大和歌山にドライビングモールで1トライを許し、その差は16点。
それでもフォワードの平均体重で10キロあまり上回る松山聖陵は、その後もトライを積み重ねると、後半17分には右への展開からフルバックの田川。
高校日本代表候補が高い決定力を見せつけます。
田川は終了間際にも駄目押しのトライを決めるなど、結局、8トライ6ゴールで快勝した松山聖陵。力強く2回戦進出です。