本土で週末過ごした市民は83万人

クリスマス連休中、多くの香港市民が海外旅行に出かけ、先週末だけで130万5000人が香港を離れた。12月26日付香港各紙によると、このうち96万5000人余りが香港在住者で、86%余りに当たる約83万人が陸路出入境管理所と高速鉄道の西九龍駅を経由して香港を離れ中国本土に赴いた。中でも羅湖が最も混雑し、2日間で21万6000人が出境し、多くの人が本土へ向かったことが確認された。入境処によると、25日(月曜日)は夜9時の時点で出入境者数は約84万1000人、そのうち出境者数は44万6000人、そのうち陸路と高速鉄道経由での出境者数は約37万6000人だった。

入境処は先に今年のクリスマスと新年の休暇中に約903万人が陸海空のさまざまな出入境ポイントを経由して香港に出入りすると推定しており、そのうち約83.5%が陸路出入境管理所を通じて香港に出入境すると推定されている。旅遊促進会の崔定邦・総幹事は今年はクリスマスだけで香港市民の約3分の1が観光のために域外に出たと推定しており、多くの人は粤港澳大湾区の本土側都市を訪れている。その人数は新型コロナ流行前のレベルを超えたとみられる。

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