ナポリ、アーセナル冨安健洋の動向を注視? ボルシアMG板倉滉にも関心か

写真:冨安(左)と板倉(右)がナポリのターゲットに? ©Getty Images

ナポリは、アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋の動向を引き続き注視している模様だ。

昨季はルチアーノ・スパレッティ監督の下で33年ぶりのスクデット(セリエA優勝)を達成したナポリだったが、後任のリュディ・ガルシア監督が率いた今季序盤は主にセリエAで苦戦。同指揮官は今年11月に解任され、現在はワルテル・マッツァーリがチームを率いている。

イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、今冬の移籍市場での選手補強が噂されるナポリは、ターゲットの一人として冨安をリストアップしている模様。冨安は2021年にアーセナルへと加入するまで約2年間にわたってボローニャでプレーしており、セリエAを熟知している。

また、ナポリはボルシア・メンヒェングラートバッハに所属する日本代表DF板倉滉にも関心を寄せているという。26歳の板倉は、2022年にボルシア・メンヒェングラートバッハに完全移籍で加入し、同クラブの主力センターバックに成長した。ナポリは今夏にも板倉獲得を狙っているという報道がなされており、昨季イタリア王者の関心は本物かもしれない。

昨季、守備陣を支えた韓国代表DFキム・ミンジェが今夏にバイエルン・ミュンヘンへと去って以降、守備陣がピリッとしないナポリ。純粋な戦力補強面以外に、アジアへの商業的アプローチを狙えるという観点からも、ナポリが冨安および板倉の獲得に本腰を入れる可能性は十分にあり得そうだ。

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