中国、ゲーム規制強化案 関連株急落、当局が火消しも

中国IT大手、騰訊控股(テンセント)の本社=2021年9月、中国広東省深セン市(共同)

 【北京共同】中国の国家新聞出版署は28日までに、オンラインゲームの高額利用を抑制する規制強化案を発表した。ゲーム業界への再度の締め付けを嫌気し、関連株が急落、当局が火消しに追われる事態となった。

 規制案では、毎日ログインした場合や初めての課金、連続での課金への特典など過度な高額取引への誘導を制限する。未成年に対しては長時間利用や高額支払いを規制してきたが、成人にも課金の制限を拡大する方向だ。

 発表した22日には業績への影響が懸念され、ゲーム各社の株価が大幅に下落。騰訊控股(テンセント)は香港市場で一時16%安、ネットイースは28%安となった。

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