小山市にある卸売市場では１２月２８日から年末恒例の特別開放が始まり、年末年始の買い出しをする人で活気にあふれています。
小山市にある県南地方卸売市場では１２月２８日から３日間、「年末特別開放」を行います。
冬の風物詩のカニはウクライナ侵攻による経済制裁でアメリカがロシア産のカニを輸入禁止にしたため、その多くが日本に安く入ってきているということで、店の従業員によりますとサイズによっては２千円から３千円ほど安くなっているということです。
今年（2023年）は、新型コロナウイルスが５類に移行したことで年末年始に人が集まる機会が増えるほか、物価の高騰によって少しでも安い食材を求めて市場に足を運ぶ人が多くなると見込まれています。こちらの市場では月に２回、一般客向けの朝市を開催していますが、３０日までの「年末特別解放」ではイベントにも力を入れるということで、初日から多くの人でにぎわっていました。
