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ニューカッスルの12月は厳しい戦いが続いた。11月のインターナショナルマッチ明けからプレミアリーグのノッティンガム・フォレスト戦まで、31日間で10試合を戦い抜く過密日程を過ごした。久しぶりに参加したUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、敗退が決まり、カラバオカップのチェルシー戦はPKまでもつれた末に敗れ、準々決勝で姿を消した。プレミアリーグではここ5試合で1勝4敗と、苦戦を強いられている。
プレミアリーグのノッティンガム・フォレスト戦後、キーラン・トリッピアーは「過去18カ月に渡り、僕たちが設定してきた基準から、ここ数試合で少しずつズレてきた」と、チームと自身の不調を語った。イギリス『BBC』電子版が伝えている。
「僕たちはもっといいパフォーマンスができることを知っている。僕自身のプレーの基準も低下しており、最近のパフォーマンスはどっちつかずの状態だ」
21年ぶりに参加したCLでは、グループステージを4位で終えたもののパリ・サンジェルマンにホームで4-1で勝つなど、印象的な試合を演じた。しかし欧州コンペティションに参加し、試合数が増加したことでケガ人が続出するなど、コンディションの調整が難しかったようだ。トリッピアーは11月のイングランド代表の活動も個人的な理由としてチームから離脱している。
「たくさんの試合があり、大半の選手はCLでプレーすることに慣れておらず、チームにとっては挑戦だった。また、僕たちは多くのケガ人が続出し、選手たちは全力を尽くしてお互いに頑張ってきた」
「これまでのキャリアの中で多くの挫折を経験してきたが、前を向き、自分を信じ続けた。今回もその立ち直るべき挫折の1つだ」
リーグ戦は19試合が終了し、折り返し地点を迎えた。ニューカッスルは次節、アンフィールドでのリヴァプール戦を控えている。トリッピアーはシーズン後半戦の巻き返しを誓い以下のように語った。
「シーズン後半戦を力強くスタートさせなければならない。チームは常にいろいろな機会に直面し、今は難しい時を過ごしている。しかし、フットボールは急速に変化するもので、このチームは必ず立ち直るだろう」