新年が近づく中、村山市大久保地域の高齢者などに28日、手作りのおせち料理がプレゼントされた。
大久保地域元気な街づくり推進協議会（仁藤豊昭会長）が2008年から続けている事業。今年は同地域食生活改善推進員協議会（奥山よね子会長）のメンバー10人が、対象者40人分の材料を前日から下ごしらえし、当日弁当箱に詰め、地域の民生委員6人が手分けして配った。
メニューは昆布巻き、だて巻き、棒鱈煮、紅白かまぼこといった郷土料理が中心。配る先は1人暮らしや2人暮らしの世帯で、民生委員が1軒ずつ訪れ「元気ですか」と声をかけながら料理を手渡した。仁藤会長は「おせちを一から作るのは大変。昔ながらの料理をゆったり楽しみながら味わってほしい」と話していた。
