第102回全国高校サッカー選手権が28日、東京・国立競技場で開幕。
2大会ぶり9度目出場の長崎総合科学大付は、故小嶺忠敏前監督が生前愛用していた麦わら帽子とともに国立競技場で入場行進した。名将の思いを胸に夢の舞台へ戻ってきた。
県大会決勝でもベンチから教え子たちの頑張りを見守った麦わら帽子。いつもチームバスの中に飾られて、行動をともにしている。今回は県大会決勝後の集合写真で帽子をかぶっていたMF金城琉煕が代表して胸に掲げて堂々と行進。金城は「(小嶺)先生と一緒に行進できてよかった。今度は(4強に残って)試合で国立競技場に連れて来たい」と笑顔を見せた。
長総大付は29日の1回戦から登場。開会式を終え、DF平山零音主将は「緊張よりワクワクが大きい。調子もよく100%で臨める。先制点を奪って波に乗りたい」と決意を新たにした。
全国高校サッカー選手権 長総大付 名将の麦わら帽子とともに
- Published
- 2023/12/29 10:00 (JST)
- Updated
- 2023/12/29 10:51 (JST)
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