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新年を前に、鹿島市の祐徳稲荷神社(鍋島朝寿宮司)で28日、恒例のすす払いが行われた。長さ5メートルの青ザサを手にした巫女(みこ)8人が、楼門と神楽殿にたまった1年の汚れを払い、初詣客を迎える準備を整えた。
澄み切った冬空の下、横1列に並んだ巫女が丁寧にほこりを落としていった。辻中早紀さん(20)は「皆さんに新年を気持ちよく迎えてもらいたいです」と話した。
新型コロナウイルスが5類に移行して初めての正月を迎える。同神社は正月三が日で、今年より10万人多い90万人の参拝客を見込んでいる。(山口源貴)