兵庫県内の百貨店、2日から初売り 「神戸を楽しむ」福袋も 新型コロナ5類移行から初の正月、人出に期待

大丸神戸店が「初夢袋」として用意する「ウラリエさんと楽しむランチ会福袋」のイメージ(同店提供)

 兵庫県内の百貨店で来年1月2日から、初売りのセールや福袋の販売が始まる。新型コロナウイルス感染症が5類に移行して初の正月で、各店とも人出の増加を期待して準備している。

 大丸神戸店(神戸市中央区)は2日午前9時半に開店。9階特設会場(午後1時まで)で販売する人気の「食品福袋」などを用意する。担当者は「(コロナによる行動制限の緩和でにぎわった)今年以上の客数になりそう」と期待する。

 他に「神戸を楽しむ」がテーマの体験型「初夢袋」を用意。地元の人気インスタグラマー、ウラリエさんと食事を囲む「ランチ会福袋」(ペア1万円)、バスケットボール男子Bリーグ2部「神戸ストークス」の試合を観戦し、選手と交流できる福袋(同8万円)もあり、抽選で3日まで受け付ける。

 今秋、改装をほぼ完了した神戸阪急(神戸市中央区)は、2日午前9時から営業。計1万2千個の福袋を用意する。また、既に一部スタートしているセールを2日から、海外高級靴ブランドなど全館で本格化する。

 山陽百貨店(姫路市)は2日午前10時開店。菓子の福袋は今回から6階の催し会場(午後2時まで)で販売する。加古川ヤマトヤシキ(加古川市)も2日午前10時開店で、自動車やグランピング施設宿泊券などの特別商品を用意している。(広岡磨璃)

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