メレトがPKストップもナポリ、モンツァGKディ・グレゴリオの牙城を崩せずにゴールレスドロー【セリエA】

[写真:Getty Images]

ナポリは29日、セリエA第18節でモンツァをホームに迎え、0-0で引き分けた。

前節9人となったローマ戦を落とした7位ナポリ(勝ち点27)は、退場したオシムヘンとポリターノが出場停止となった中、ラスパドーリとゼルビンがクワラツヘリアと共に3トップを形成した。

11位モンツァ(勝ち点21)に対し、序盤の主導権争いを経て徐々にポゼッションを高めたナポリだったが、好機を作るには至らない。

そのナポリは前半終盤の40分に先制の絶好機。マリオ・ルイの左クロスからゴール前に飛び込んだアンギサがボレー。枠を捉えていたが、GKの正面だった。

さらにハーフタイム間際の45分、クワラツヘリアがカットインシュートでゴールに迫ったが、わずかに枠を外れ、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、ナポリが圧力をかける入りとすると56分に決定機。ラスパドーリとのワンツーでボックス左に侵入したクワラツヘリアがGKと一対一に。しかしシュートはディ・グレゴリオにセーブされてしまう。

すると66分にPKを献上。ビリンデッリにGK強襲のシュートを打たれた流れから二次攻撃を受けると、コルパーニのシュートがボックス内のマリオ・ルイの手に当たってしまった。しかしキッカーのペッシーナのシュートをGKメレトがセーブ、失点を逃れた。

直後、ディ・ロレンツォのミドルでゴールに迫ったナポリが終盤にかけても攻勢を続けたが、ディ・グレゴリオの牙城を崩すには至らずゴールレス決着。痛いドローに終わっている。

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