箱根駅伝経験「人生の支え」 日体大“最初の走者”徳留さん(93)

箱根駅伝の出場記念メダルを手にする徳留満雄さん=宮崎市

 来年で第100回の節目を迎える東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝、1月2、3日)。宮崎市下原町の徳留満雄さん(93)は、戦後間もない1949(昭和24)年の第25回大会に初出場した日本体育大(当時は日本体育専門学校)の第1走者としてたすきをつないだ。「伝統ある箱根駅伝を走ったことが人生の支えになった」―。70数年前の思い出に浸りつつ、”後輩”たちの力走を心待ちにする。

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