帰省ラッシュ始まる お土産抱え「久しぶり!」 JR長崎駅

西九州新幹線かもめから降り、JR長崎駅の改札を出る帰省客ら=29日午前10時34分、長崎市尾上町(

 年末年始を長崎県内で過ごす人たちの帰省ラッシュが29日始まり、長崎市尾上町のJR長崎駅ではキャリーケースやお土産を抱えた家族連れや旅行者らでにぎわった。年明けのUターンのピークは3日となる見通し。
 JR九州によると、29日の西九州新幹線(武雄温泉-長崎)は、自由席の乗車率が最高110%。指定席の予約率は26日時点で平均68.8%だった。特急リレーかもめ(博多-武雄温泉)や特急みどり(博多-佐世保)では乗車率が120%に達した便もあった。
 博多発長崎行きの高速バス「九州号」は終日満席となり、臨時便計15本を増発した。30日も混み合う。
 家族で帰省した福岡市の会社員、尾崎明人さん(42)は「久しぶりに顔を見る親類やきょうだいもいるので楽しみだ。今回は子どもたちをあちこち遊びに連れて行ってあげたい」と話した。

© 株式会社長崎新聞社