プレミア公式、リヴァプール遠藤を特集!「彼はいかにしてリヴァプールの中盤の要となったのか」

写真:リヴァプールで存在感を発揮している遠藤 ©Getty Images

プレミアリーグの公式サイトが、リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航を特集した。

遠藤は、今夏にシュトゥットガルトからリヴァプールに完全移籍で加入した。シーズン当初はテンポの早いプレミアリーグのスタイルに苦労している感もあったが、徐々に適応に成功。現在はチーム唯一となる公式戦7試合連続先発出場を果たしており、ユルゲン・クロップ監督の信頼をがっちりつかんでいる。

プレミアリーグの公式サイトは「エンドウはいかにしてリヴァプールの中盤の要となったのか」と題した特集を掲載。次のように、今季ここまでの遠藤のプレーぶりを分析した。

「30歳MFは、負傷したアレクシス・マクアリスターの代わりに先発出場するようになり、好成績を収めている」

「きちんとしたポゼッション力、機敏なタックル、そしてボールの有無にかかわらずピッチを動き回るのに十分な機動力を備えたエンドウは、月曜日の夜(現地時間1月1日)に『アンフィールド』でニューカッスルと対戦する際にも重要な役割を果たすことになる」

また同サイトは、遠藤がイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの上がったスペースをカバーしている点や、トランジションの強化といった点でチームに大きく貢献していることをデータを交えて紹介。指揮官の描く戦術を遂行するためにも、遠藤の存在が重要であることを強調した。

「パフォーマンスデータによれば、彼はボール奪取や配球において特別に優れているわけではないかもしれない。だが、それでもユルゲン・クロップ監督が求めている役割に、彼は完全に適している」

「クロップ監督がドミニク・ソボスライとカーティス・ジョーンズを前に押し出して、ポゼッション時に3-2-2-3のフォーメーションを作りたいのであれば、中盤にしっかりと根を張り、ルーズボールを拾える賢明な頭脳が必要なのだ」

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