ルートン・タウンのロブ・エドワーズ監督が今シーズン新加入のロス・バークリーとアンドロス・タウンゼンの両者を称賛した。また、来年1月までの短期契約を結んでいるタウンゼンと契約延長を望んでいるという。イギリス『TNT Sports』が伝えている。
2011年8月、弱冠17歳でエヴァートンでトップチームデビューを果たしたバークリー。かつてのフランク・ランパード氏やスティーブン・ジェラード氏のようにイングランドを代表するMFとして将来を期待されていた大器は、2018年の1月にチェルシーに引き抜かれた。チェルシーでは公式戦100試合に出場し12ゴール11アシストを記録するも、負傷などの影響もあり想像していた結果を残せず、2022年8月に双方合意の下、契約を解除していた。
昨シーズンはフランスのニースで1シーズン過ごし、今シーズンは再びプレミアリーグに復帰。今シーズンここまで公式戦14試合に出場し、昇格したルートン・タウンの中盤を支えている。
復活のバークリーをエドワーズ監督は「彼はアーティスト」と評し、以下のように語った。
「ロス(バークリー)を少し深くプレーさせることで、彼が攻撃の1歩目となる。そうするとボールを取り返した時、トランジションの状況で私たちに主導権を与えてくれる」
「彼はまだまだこれから活躍する選手で、本当にエキサイティングなことだと思う。我々はお互いに助け合っており、彼が再びフットボールを楽しめるようにサポートしている。選手はより大切にされている感じると、能力を最大限発揮できるようになる」
無所属だったタウンゼンは10月11日に、ルートン・タウンと来年1月までの短期契約を結んだ。加入後はプレミアリーグのすべての試合に出場し、12月23日に行われたニューカッスル戦では決勝点を決め、勝利に貢献した。エドワーズ監督は契約延長を望んでいるようで、タウンゼンの振る舞いも称賛している。
「現在交渉中で、うまくいけば1月以降もチームに残るだろう。彼は素晴らしく、我々に大きな影響を与えてくれた。ピッチ上だけでなくプロとしての振る舞いや、あらゆる行為において、若い選手の見本となっている」
「彼のインテンシティー、プレー、ランニングは本当に印象的だ。スタッツからもわかるように、彼のフィットネスは信じられないほどだ」