水戸が札幌GK松原修平を完全移籍で獲得「2024年は必ず優勝しましょう」

水戸に加入する松原修平[写真:©︎J.LEAGUE]

水戸ホーリーホックは30日、北海道コンサドーレ札幌のGK松原修平(31)が完全移籍で加入することを発表した。

松原は札幌の下部組織出身で、U-15、U-18と昇格。トップチームに昇格せず、2011年にファジアーノ岡山に加入。2014年までファジアーノ岡山ネクストに登録されると、2017年にカマタマーレ讃岐に完全移籍する。

その後、ザスパクサツ群馬、湘南ベルマーレ、京都サンガF.C.と渡り歩き、2022年4月に札幌に完全移籍で加入した。

札幌では2022年に天皇杯で1試合に出場したのみに終わっていた。

松原は両クラブを通じてコメントしている。

◆水戸ホーリーホック
「はじめまして。北海道コンサドーレ札幌から来ました、松原修平です。水戸ホーリーホックというチームは、若手育成に長けていて、常に成長しているチームだと思っています。そのチームの一員になれてとても嬉しく思います」

「1桁順位、プレーオフ、J1昇格というモノに向かってクラブ全体、街全体で突き進みましょう。水戸ホーリーホックの一員として、そこに向かって最大限努力します」

「そして私はザスパクサツ群馬に3年間所属していました。北関東ダービーの重み、サポーターがこの試合に賭ける思いは充分わかっています。2024年は必ず優勝しましょう。水戸が1番ってことを証明しましょう。群馬、栃木には絶対に勝たなければなりません。熱い応援お願いします!」

「最後に…『1番すげぇのは、水戸ホーリーホックなんだよ!』シーズン最後に、こう思われる様なチームになります! クラブの未来を一緒に創っていきましょう」

◆北海道コンサドーレ札幌
「この度、水戸ホーリーホックへ完全移籍する事になりました。札幌に戻ってきた時、クラブが選手として必要ないと判断したら、現役生活を終え指導者としてこのクラブや北海道の為に貢献したいと考えていました。昨年憧れであったコンサドーレに12年越しに加入し、30歳になった僕にとっては、このクラブで過ごす1日1日が本当に幸せでした」

「もちろん選手として試合に出たいのは勿論だったんですが、このクラブの為に今自分が置かれている役割を全うし、クラブの将来のため僕の将来のために過ごしていました。しかし、今年の終わりに入ってから僕の中で変化が起こりサッカー選手としてもっと評価されたいと思うようになりました。ミシャ監督、赤池GKコーチのおかげでサッカー人生で一番成長している2年間を過ごしたと思っています。それを発揮したいとここ最近思っていました。J1のピッチという壁が高く、中々出られない、でもこのクラブの為に役割を全うしたい。。。複雑な感情で、このシーズンオフを迎えていました」

「来年もその感情を押し殺し、札幌という大好きなクラブを支えよう、後何年できるかわからないけれど歯食いしばって頑張ろうと思っていました。その中で今回、水戸さんの方から話をいただき急な展開だったんですが、移籍を決めました」

「将来のコンサドーレの為将来の僕のためでは無く、今自分がサッカー人としてでは無くプロサッカー選手としてもう一度価値を高められる可能性があるクラブに行く事を決断しました」

「大好きな街、大好きなクラブ、大好きなチャント、大好きなサポーター。本当に2年間、僕に夢を見させていただき、夢を叶えさせていただきありがとうございました。サッカー選手として、札幌ドームのピッチに戻って来れる様に、水戸で頑張ってきます。お世話になりました」

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