“蒙古の怪人”キラー・カーンさん急死、76歳 動脈破裂、自身経営の居酒屋で倒れる 海外マットでも活躍

元プロレスラーのキラー・カーン(小沢正志さん)が、死去したことが分かった。76歳だった。死因は動脈破裂。29日夜、東京・西新宿で経営する「カンちゃんの人情酒場」の営業中に意識を失って倒れたという。病院に緊急搬送されたが、息を引き取った。

小沢さんは63年に大相撲・春日野部屋に入門し、71年にプロレスに転向した。以降は、恵まれた体格を生かして、新日本プロレスや海外などで活躍。〝蒙古の怪人〟として人気を博し、アンドレ・ザ・ジャイアントの足を骨折させたことでも知られた。87年に引退後、飲食業に転身していた。

今年3月には、S状結腸がんであることを公表し、手術に成功したことなどを明かしていた。

(よろず~ニュース編集部)

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