インテル、下部組織出身のディマルコと2027年6月まで契約を延長

写真:インテルとの契約を延長したディマルコ

インテルは現地時間12月30日、イタリア代表DFフェデリコ・ディマルコとの契約を更新したことをクラブ公式サイト等で発表した。新しい契約は2027年6月30日までとなる。

ディマルコは1997年11月10日にミラノで生まれ、7歳の時にインテルのアカデミーに加入。その後、プリマヴェーラ(ユースチーム)までインテルの下部組織でプレーを続け、2014年12月11日にトップチームデビューを飾った。

その後、アスコリやエンポリ、パルマ、ヴェローナへのローン移籍、スイスのFCシオンへの移籍などを経て、2021年夏にインテルに復帰。左サイドのポジションで主力となり、今シーズンもここまでセリエAで12試合2ゴールの成績を収めている。また、2022年からはイタリア代表としても活躍している。

契約更新を受け、ディマルコはクラブの映像メディア『インテルTV』でインタビューに応じ、次のように喜びを語った。

「クラブとの契約を更新できて、心の中からうれしく思っている。インテルは僕の心のクラブだ。クラブ側は僕が新しい契約にサインすることを本当に望んでくれていたし、僕もそうしたいと思っていたから、本当にうれしい」

そしてインタビュアーから、アカデミーに加入したばかりのフェデリコ少年にどのように声をかけたいかと問われると、次のように答えた。

「僕は彼に、自分の夢を信じるように言いたい。なぜなら、夢は彼を遠くへ連れて行き、成長を助けてくれるからだ。心のクラブでプレーしたいという僕の夢を、クラブは全力でサポートしてくれた。僕は非常に幸運だった」

そして今後の目標について聞かれると、「自分のパフォーマンスには満足しているが、チームの目標のほうが重要だ。チームが成功を収めるのを見るのが何よりも楽しいし、それを続けたい」と語った。

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