八戸沖座礁船、機関室を陸側に移設

 2021年8月、八戸沖で座礁したパナマ船籍の貨物船「クリムゾン ポラリス」の撤去作業を担う日本サルヴェージ(東京)は31日午前7時20分ごろ、事故海域に残る船尾部分のうち機関室を、八戸中央防波堤の陸側の海中に移設する作業を終えた。最大の難所だった機関室の移設が行われたことにより、24年3月末を目指す船体の撤去作業は完了に向け、大きく前進した。

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