矢板中央惜しくも初戦敗退 全国高校サッカー選手権1回戦

 全国高校サッカー選手権大会は29日、栃木代表の矢板中央が初戦を迎え、大阪代表の東海大仰星と対戦しました。

 矢板中央は序盤から東海大仰星に攻め込まれピンチを迎えます。しかしここは矢板中央の鉄壁の守り「赤い壁」がボールをはねかえします。「堅守速攻」が持ち味の矢板中央はプレスからボールを奪うと前半25分。連続シュートで東海大仰星を攻め立てますが得点を奪えず前半は0対0で折り返します。

 そして、後半開始早々矢板中央は一瞬の隙を突かれ先制点を許します。

 残されたわずかな時間…。

 矢板中央は後半に交代で入った堀内の仕掛けからアディショナルタイムにコーナーキックを獲得すると、全員攻撃で最後のチャンスに望みを掛けます。惜しくもクロスバーの上。

 そして無情に響き渡る試合終了のホイッスル。

 激闘を見せた矢板中央は、1回戦で敗退し国立への夢は来年(2024年)以降へ持ち越しとなりました。

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