ロリスの新天地がロサンゼルスFCに決定 11年半過ごしたトッテナムとお別れに

写真:長年トッテナムのゴールマウスを守り続けたロリス©Getty Images

トッテナムのGKウーゴ・ロリスの新天地がアメリカ・メジャーリーグ・サッカーのロサンゼルスFCに決まった。両クラブの公式サイトが伝えている。

イギリス『BBC』電子版によると、ロリスは2024年シーズン終了までの契約を結び、さらに2年間の延長オプションが付いているという。今夏の移籍市場でトッテナムから退団の許可を与えられていたが、チームを見つけることができずにいた。

フランス人のロリスは地元ニースの下部組織で頭角を現すと、2006年の3月にトップチームデビューを飾る。その後、2008年に当時リーグ1で7連覇中だったリヨンへステップアップすると、フランス代表デビューも果たした。リヨンで4シーズン過ごした後、トッテナムへ移籍し2015-16シーズンからはキャプテンを務めた。トッテナムに所属した11年間半で、歴代7位となる公式戦447試合に出場し、151クリーンシートという記録を打ち立てた。

今シーズンからアンジェ・ポステコグルー新体制に代わり、グリエルモ・ヴィカーリオが正GKを務めている。

ロリスはトッテナムの公式ウェブサイトで長年過ごしたトッテナムへ感謝のメッセージを伝えている。

「スパーズ(トッテナムの愛称)は私と家族全員にとって、これからも特別な場所です。何年もの間、チームの一員としてキャプテンを務めたことは大変光栄だった。これでトッテナムでの物語は終わるが、皆さんはいつも私の心の中にあります」

また、現地時間12月31日に行われるトッテナム vs ボーンマスのハーフタイム中にお別れのセレモニーが行われると発表されている。ロリスからトッテナムファンに対し、直接お別れ挨拶を告げる機会が与えられるという。

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