セルティック、古橋のゴールなどで「オールドファーム・ダービー」に勝利|スコティッシュ・プレミアシップ 第21節 結果まとめ

写真:素晴らしい左足でミドルシュートを突き刺した古橋©Getty Images

現地時間12月30日、スコティッシュ・プレミアシップ第21節の試合が行われた。なお、セント・ジョンストン vs ハイバーニアンの一戦は、リーグカップ戦のスケジュールの影響で12月16日に前倒しで行われ、セント・ジョンストンが1-0で勝利を収めている。

首位セルティックは2位レンジャーズをホームに迎えての「オールドファーム・ダービー」に挑んだ。セルティックでは古橋亨梧と前田大然が先発し、ハムストリングのケガでおよそ2カ月間、離脱していた旗手怜央もベンチ入りメンバーに名を連ねた。立ち上がりから両チームが決定機を作るなど見ごたえのある攻防が続く中、25分にCKのこぼれ球をパウロ・ベルナルドがボレーで叩き込み、セルティックが先制する。1-0で迎えた後半開始早々にはマット・オライリーのパスを受けた古橋が左足のミドルシュートを突き刺しリードを広げる。71分には高い位置でボールを奪った古橋が前田にスルーパスを出し、これに対応したレオン・バログンが前田を引き倒し、決定機阻止で一発退場となる。レンジャーズは数的不利に陥りながらも終盤にジェームズ・タヴェルニエの直接FKで1点を返したが、セルティックが逃げ切りに成功。レンジャーズの消化試合数が2少ない状態ではあるが、両者の勝ち点差を8に広げた。古橋と前田はともに試合終盤までプレーし、旗手は出場機会がなかった。

田川亨介が先発、小田裕太郎がベンチスタートとなったハーツはホームでロス・カウンティと対戦。前半をスコアレスで折り返すと、後半にOGなどでロス・カウンティが先に2点を奪う。しかしハーツもそこから反撃に転じ、71分にケネス・バルガス、79分にローレンス・シャンクランドがゴールを奪って同点に追いつく。試合はそのままタイムアップを迎えた。田川は前半のみプレーし、後半開始から小田と交代した。

セント・ミレンはアバディーンに3-0で勝利。マザーウェルはテオ・ベアの2ゴールなどでリヴィングストンに3-1と勝利している。キルマーノック vs ダンディーは、1-1で迎えた90+3分にロリー・マッケンジーのゴールでキルマーノックが勝ち越したものの、その2分後にダンディーのジョー・ショーネッシーが同点ゴールを奪い、2-2の痛み分けに終わった。

得点ランキングでは1ゴールを追加したハーツのシャンクランドが通算12ゴールで首位。レンジャーズのタヴェルニエも二桁得点に乗せ、古橋は通算8ゴールで5位につけている。

スコティッシュ・プレミアシップ 第21節 結果

セント・ジョンストン 1-0 ハイバーニアン
セルティック 2-1 レンジャーズ (ハイライト動画
アバディーン 0-3 セント・ミレン
ハーツ 2-2 ロス・カウンティ
キルマーノック 2-2 ダンディー
マザーウェル 3-1 リヴィングストン

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