えっ?壁一面にどら焼き 京都市の四条通地下道が大学生のアート舞台に

壁一面に描かれたどら焼きやたい焼きが目を引く四条地下道(京都市下京区)

 京都市の四条通地下道で、大学生による作品展「Art Under the Shijo」が開かれている。壁や柱全体を使ったダイナミックなアートが、地下道を彩っている。2024年2月12日まで。

 四条繁栄会商店街振興組合、阪急電鉄、京都市でつくる「四条通地下道活性化推進会議」が、市内の大学生から作品を募集。選ばれた6組の作品が、地下道の12番出口(四条富小路付近)から13番出口(四条堺町付近)まで72メートルの間に並ぶ。

 壁一面にどら焼きやみたらし団子などを描いた京都女子大学のチームや、西陣織とマンガをテーマにした京都工芸繊維大学のチームなど、京都らしさを感じる作品が目を引く。歩きながら視点を変え色の変化や凹凸感を楽しむ作品もあり、歩行者が見入っていた。

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