俳優のチョ・ウジンが29日、TV CHOSUNのグルメトーク番組「食客ホ・ヨンマンの定食紀行」に出演し、出演作品のビハインドを語った。
ドラマ「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」のキム秘書役や「ナルコの神」での麻薬大富豪ファンの側近、ギテ役などで知られるチョ・ウジンはこの日、24年1月10日に韓国で公開される映画「宇宙+人2」プロモーションのため、チェ・ドンフン監督とともにゲスト出演。
チョ・ウジンは2015年、イ・ビョンホン主演作「インサイダーズ/内部者たち」に出演し、血も涙もない極悪人チョ・サンムを演じて観客に強烈な印象を残した。ホ・ヨンマンは同作で、チョ・サンムがアン・サング(イ・ビョンホン扮)の腕を切るシーンについて尋ねる。チョ・ウジンは「(腕を切る相手が)誰か知らずにオーディションを受けた」と告白。「そしたら、ワールドスターのイ・ビョンホン兄さんの腕だと後で聞かされて、すごく驚いた」と当時を振り返った。
するとチェ監督から「(該当シーンは)スリル満点だったでしょ?」と聞かれ、チョ・ウジンは「たしかに興奮した。ほかの人たちができないことをやったので」と回想するのだった。
そんなチョ・ウジンにホ・ヨンマンは「一度悪役を演じると、大衆にその印象が強く残るし、イメージチェンジが難しそうだ」と疑問を吐露。チョ・ウジンは「『インサイダーズ/内部者たち』に出演した当時は、キャラクターを選んでいなかった。多作でもいいから〝チョ・ウジン〟という人物のメニュー表を今から一度作ってみよう。いろいろなメニューがあってこそ、作品が呼んでくれるのではないか、そういう思いで臨んでいた」と率直な思いを伝えた。
(よろず~ニュース・椎 美雪)