特産フグ、自販機でどうぞ 北陸新幹線延伸の敦賀駅に設置

敦賀駅に隣接する交流施設に置かれた「敦賀ふぐ」や「敦賀真鯛」の刺し身などを扱う自販機=2023年12月、福井県敦賀市

 2024年3月に金沢からの北陸新幹線延伸開業を控える福井県敦賀市の敦賀駅で、隣接する交流施設の待ち合いスペースに、地元のブランド魚「敦賀ふぐ」や「敦賀真鯛」の刺し身などの自販機が置かれている。地元漁師が鮮魚をさばいて冷凍して販売。旅客がお土産として購入するほか、帰りの列車内で食べられるフグのセットもそろえる。

 設置したのは同市の石川恵さん(38)。自販機の商品は石川さんが養殖した魚を自身でさばいている。

 千円以下のフグのてっぴ(皮)から、5400円の「敦賀ふぐてっさセット」まで5種類前後が並ぶ。おすすめはマダイのたたきとあら煮のセット(1700円)だという。

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