神社や寺院の露店から暴力団を排除 売り上げが資金源にならぬよう警察が露天商をパトロール

年末年始にかけて神社や寺の露店の売り上げが暴力団に流れることを防ぐため、愛知県警が名古屋の熱田神宮などで見回り活動を行いました。

名古屋の熱田警察署では31日露天商を対象とした暴力団排除の出陣式が行われました。露店の売り上げが暴力団の資金源にならないよう警察は指導を強化し、大みそか31日に熱田神宮の露店を1軒1軒まわり出店者の氏名の確認や届出の有無を調べました。熱田神宮には正月期間およそ250の露店が並び、三が日の参拝者は230万人が予想されています。

(愛知県警本部・暴力団対策室 渡部正法室長)

「露天商の売り上げが暴力団の資金になっていたことがあった。そういったことがないように健全な露店営業していただきたいので、注意喚起で見回っている」

警察は引き続き暴力団の実態把握に努めるとしています。

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