レストラン列車に手を振り「よいお年を」 久慈のグループホーム

「東北エモーション」に手を振る施設職員と入居者

 岩手県久慈市旭町のグループホームあさひ(木地谷基視(もとあき)施設長)は、JR八戸線の八戸-久慈駅間を走るレストラン列車「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」に手を振る活動を続けている。

 「ありがとう よいお年を」。施設の窓には、一年の感謝を込めた手書きメッセージ。サンタクロースの帽子を身に着け、うちわを手にした入居者や職員7人が25日、踏切の音を合図にバルコニーに集った。

 施設前を通過する白い車両に手を振ると、笑顔で手を振り返す乗客や乗員の姿も。入居者は「次は私も乗ってみたい」と見送った。

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