海外挑戦で「引き出しが増えた」谷口彰悟、元日のタイ戦へ「アジア相手のスイッチをもう1回入れていかないといけない」

年長者としてチームを引っ張ることが期待される谷口彰悟[写真:©超ワールドサッカー]

日本代表DF谷口彰悟(アル・ラーヤン/カタール)が、元日に行われる「TOYO TIRES CUP 2024」のタイ代表戦への意気込みや初の海外挑戦について語った。

昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)終了後に川崎フロンターレを退団し、アル・ラーヤンに入団した谷口。移籍後も継続的に日本代表としてプレーした中、カタールの地で過ごしたこの1年を振り返った。

「チームが変わったことでサッカーも変わりますし、やる人、対戦相手も変わりますし。そういった意味ではいろんな引き出しが増えた1年だったかなとは思います」

「ここが伸びたなという風に言えるところは今のところ別に思い当たらないですけど、とにかく今までやってきたことだったりとか、経験してきたこと、その引き出しをいっぱい使いながら、いろんな経験をしてやれたっていう意味では、いろんなところで強くなれたのかなとは思っています」

アジアカップに向けた最後の調整の場となるタイ戦についてもコメント。対アジアを意識した試合運びが必要になると自らの考えを明かしている。

「相手もアジアカップに出るチームですし、普段みんながやっているステージはバラバラですけど、アジア相手のスイッチというか、そういったものをもう1回入れていかないといけない」

「アジア相手になかなか普通にやらせてもらえなかったりとか、少し感覚が狂ってくるというか、そういうシーンは多分出てくると思うし、そういうところでも自分たちがどう戦うのかとか、どう時間を過ごしていくのかっていうところは、明日の試合は非常に大事になってきます」

「そういったものがアジアカップや予選に繋がってくると思うので、とにかくピッチの中でコミュニケーション取ってやっていこうと思っています」

谷口にとってはホームとも言えるカタールでのアジアカップ。元日のタイ戦も含め、チームのためにできる限りのことはやるつもりだと意気込んだ。

「もちろん、今、最年長というところでやらせてもらっていますし。ただ、一番ギラギラしていきたいっていうところは変わらずやっていくつもりです」

「今回アジアカップがカタール(開催)っていうところで、僕は土地勘ありますし、いろいろシェアできる情報はたくさん持っていると思うので、そういうところで伝えられることはどんどん伝えていきたいし、そうやってとにかく優勝を目指してやるしかない」

「そういった意味で明日の試合は重要になってくるかなっていう思いはあるので。そういう風にやっていきたいなと思っています」

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