サッカー界にもある!縁起良き「紅白カラー」のユニフォーム5選

年末年始に何かと目にすることが多い「紅白(赤白)」。

日本では古くから祝い事などに使われる縁起の良い色として好まれている。また、大晦日恒例の『紅白歌合戦』でもお馴染みだ。

ここでは、そんな縁起良き赤白半々カラーのユニフォームをご紹介しよう。

ジローナ

ジローナ 2020-21 Puma ホーム ユニフォーム

今季のラ・リーガで台風の目となっているジローナ。このチームのホームユニフォームは赤白という色以外に決まりがないため、時代によってストライプやボーダーなど様々なデザインが登場する。

2部リーグを5位で終えた20-21シーズンでは、そんなジローナの歴史でも異色の半々デザインを採用。

実験的だがクラシックなこのデザインは、クラブ創設90周年を祝したものだった。エンブレム下にもそれを祝う文字が刻まれている。

セルタ

セルタ・デ・ビーゴ 2002-04 Umbro アウェイ ユニフォーム

スペインにはスポット的に半々デザインを採用するチームがいくつか存在するが、ガリシアの雄セルタも02-03シーズンに赤白半々が登場。翌03-04シーズンも継続して使用している。

現在では水色が鉄板チームカラーのセルタだが、クラブ創設時は赤いユニフォームを着用していた。

21-22シーズンのアウェイユニフォームには久しぶりに赤白半々が採用され、古くからのファンを喜ばせている。

マインツ

マインツ05 2008-09 Nike ホーム ユニフォーム

武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)や岡崎慎司(シント=トロイデン)の古巣マインツにも赤白半々デザインが存在する。

キットサプライヤーがLottoからNikeへと変わった最初のシーズンで半々ユニフォームを着用。ブンデスリーガ2部を2位でフィニッシュし3季ぶりの1部昇格を決めたシーズンで、サポーターにとっては思い出深いデザインだ。

この半々デザインは“Harlequin II(ハーレクイン2)”という当時のNikeのテンプレート。長谷部誠(フランクフルト)がヴォルフスブルクで最初に着た07-08シーズンのユニフォームも、これと同じテンプレートを使用していた。

ポーランド

ポーランド代表 2019 Nike 協会100周年記念 ユニフォーム

代表チームにも赤白半々デザインが登場したことがある。ポーランド代表は1919年に創設されたサッカー協会(PZPN)の100周年を記念した特別ユニフォームで、国旗と同じ2色のデザインを採用している。

2019年6月に首都ワルシャワで開催されたユーロ2020予選のイスラエル戦で、この赤白ユニフォームを着用。キャプテンを務めたロベルト・レヴァンドフスキも得点した試合は4-0でポーランドが快勝している。

この記念ユニフォームはPZPNの創設年と同じ1,919着限定で販売されるも、当然のことながら即完売となった。

モナコ

モナコ 2023-24 Kappa ホーム ユニフォーム

日本代表FW南野拓実が所属するフランス1部モナコも赤白デザインを使うチーム。ただしそのスタイルは他と一線を画し、一般的に多い垂直の半々デザインではなく、右上から左下にかけて斜めに分ける。

1960年から使い続けているこのデザインは故グレース・ケリー公妃が考案したもので、角度55度で区切るスタイルはモナコの代名詞となっている。この赤白2色はモナコ公国の国旗色だ。

南野モナコも!今季「気絶するほど美しい」5つのユニフォーム

ユニフォームは当初『Visit MONACO(モナコ政府観光会議局)』の胸ロゴを付けていたが、11月からはジュエリーブランド『APM MONACO(Apmモナコ)』に変更。

南野は数名の選手とともに新スポンサーのキービジュアルに登場し、いち早く新スポンサーロゴのユニフォーム姿を披露している。

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