初招集時は出番なしも「感じることがあった」日本代表DF藤井陽也は9カ月を経て出場目前に

日本代表デビューが待たれるDF藤井陽也[写真:©超ワールドサッカー]

31日、日本代表DF藤井陽也(名古屋グランパス)がトレーニング後の取材に応じ、代表戦への意欲を覗かせた。

日本代表は2024年1月1日に『TOYO TIRES CUP 2024』と銘打ち、タイ代表と国立競技場で対戦する。

森保一監督は前日会見で「基本的には(30日の)練習で公開した通りのメンバーで、試合に向けてのフォーメーション練習はしたので、予想はしていただけるのかな」と述べており、藤井がスタメン出場する可能性は高い。

3月のキリンチャレンジカップで代表に初選出された藤井だが、当時は出場には至らず。名古屋での研鑽を積み、改めて日の丸背負うことに。周囲の期待も高まるなかで、「ずっと目標にしてきた場所ですし、何より勝たなければいけないと思っているので、自分がやってきたことをしっかり出せれば」と意欲を燃やす。出場した場合には、持ち味も存分に発揮したい考えだ。

「センターバックなので守備のところ、ヘディングや一対一で負けない自分の持ち味を出せればいいですし、攻撃面でもチャンスを作れるよう、特徴を出せればと思います」

「前回は試合に出ることができませんでしたが、その中でも感じることがあって、その感じたことについて、『自分の持ち味で誰にも負けないことや特徴に磨きをかけること』を意識してここまで取り組んできました。それを今回チャンスが来たときに出せるかどうかだと思うので、今までやってきたことをしっかりに出せればなと思います」

また、名古屋のアカデミー時代の同期、菅原由勢(AZ)との共闘の可能性についても、「昔から(一緒に)やってきた仲間ですから、一緒に出られたら嬉しいですし、グランパスファミリーの方も喜んでくれると思うので、昔のように息を合わせてできたらいいですね」と、再結成への期待を覗かせた。

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