イ・ビョンホンがカラオケで十八番を熱唱する姿 「コンクリート・ユートピア」本編映像

2024年1月5日より劇場公開される、イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨン出演の韓国映画「コンクリート・ユートピア」から、ファングンアパートで開催された新年のお祭りを捉えた本編映像が公開された。イ・ビョンホン演じる住民代表のヨンタクが、住民におだてられ、ステージ上で十八番を熱唱するシーンが捉えられている。

大災害後、初めて新年を迎えたファングンアパートでお祭りが開催される。そんな中、マンションの外で生き延び、再びファングンアパートへと戻ってきたへウォン(パク・ジフ)が姿を見せる。住民代表のヨンタク(イ・ビョンホン)が彼女を住民の一員に迎え入れ、ステージ上であいさつをすると、婦人会会長グメ(キム・ソニョン)ら住民たちから「ついでに歌って」と歓声が上がる。住民からもてはやされ、マイクを片手にカラオケの十八番を指定したヨンタクは、「住民のみなさん、愛してます」と指ハートを披露。ノリノリでダンスをしながら十八番の「アパート」を熱唱する。

さえない男が住民代表に祭り上げられて意気揚々と歌い出す姿から、権力を振りかざす狂気的な様子まで、存在感のある演技を見せているイ・ビョンホン。お祭りのシーンについてイ・ビョンホンは「僕にとっても、映画にとっても重要な場面だと思います。プレッシャーも感じました」「笑いと緊張が繰り返されているところが、この映画の大きな魅力でしょう。このシーンでも笑いと同時にダークな部分が見えます」と語っている。

「コンクリート・ユートピア」は、大地震により一瞬にして廃虚と化した首都ソウルを舞台とした作品。唯一崩落しなかったマンションを舞台に、そこに集まった生存者たちが巻き起こす物語を描く。韓国では2023年8月9日に公開され、初登場動員数1位を記録し、公開7日で観客200万人を突破する大ヒットとなった。マンションの臨時住民代表・ヨンタクを演じるのは「非常宣言」「白頭山大噴火」などのイ・ビョンホン。パク・ソジュン、パク・ボヨンが出演している。監督は、「隠された時間」などのオム・テファ。

【作品情報】
コンクリート・ユートピア
2024年1月5日(金)全国公開
配給:クロックワークス
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