日本人選手の最新市場価値ランキングTOP5!海外で活躍する選手たちの価値が急上昇

[写真:Getty Images]

2022年末に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)の熱狂が冷めやらぬうちに迎えた昨年2023年。カタールW杯でスペイン代表とドイツ代表を破った日本代表の選手たちは、クラブでも見事な活躍を見せた。

MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)やMF久保建英(レアル・ソシエダ)を筆頭に、大きく自身価値を高めた選手も多数いる中で、今回は移籍情報サイト『transfermarkt』のデータをもとに、日本人選手の市場価値を紹介。上位5人の選手とその2023年の活躍をみていく。

なお、市場価値はポジションや年齢、選手が置かれている環境によっても変動。移籍金とは直結しない中で、あくまで目安の一つとなる。

※データやレートは2023/12/29時点のもの

5位:鎌田大地(ラツィオ/27歳)
2000万ユーロ[約31億3000万円]

2022-23シーズンのフランクフルトで、シーズン前半にゴールを量産していた鎌田。カタールW杯の前には、3000万ユーロという市場価値がつけられていた。

やや調子を落としたシーズン後半には2700万ユーロ(約42億3000万円)という数字に微減した中、鎌田が新天地に選んだのはセリエAのラツィオ。ミランへの移籍が急遽破談となり、8月に入ってからマウリツィオ・サッリ監督率いるチームに加入した。

開幕直後はスタメンで起用されていた鎌田だが、なかなか適応ができず。ベンチスタートが主になると、12月頃から再びスタメンで起用されることが多くなっているが、ここまで公式戦21試合に出場してわずか1ゴール1アシスト。真価を発揮できていない。

その影響もあり、最新の市場価値では2000万ユーロ(約31億3000万円)に急降下。早くもラツィオ退団も囁かれるなか、フランクフルトで見せていたような活躍を再び見せ、自身の価値を高められるだろうか。

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