京都府舞鶴市で516人が高台に避難、津波注意報発令の能登半島地震で

京都府舞鶴市

 石川県の能登地方を震源とする地震が起きた1日、舞鶴市内では516人が高台に避難した。市によると、若狭湾に突き出た大浦半島北部の同市野原では最も多い約200人が避難したという。

 野原区長の濱田忠司さん(39)によると、防災行政無線で避難を呼びかけ、消防団や警察官らが住宅を巡回。午後4時過ぎから高台にあるグラウンドに住民が集まったという。

濱田さんは「思ったより早く避難ができた。暗くて津波は分からなかったが、今のところ被害は出ておらず、良かった」と話す。

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