【能登半島地震】七尾で2人心肺停止、一本杉通りでは店舗倒壊

地震で倒壊した建物=七尾市一本杉町

 警察庁によると、七尾市で2人が心肺停止になっているという。

 志賀町徳田では、20代女性と90代男性が倒壊した建物に挟まれ、身動きが取れない状況となった。羽咋郡市広域圏事務組合消防本部によると、男性は午後9時ごろに救出されたが、意識不明の状態で搬送されたという。女性の意識はある。

 七尾市一本杉通りでは、1892(明治25)年創業で国登録有形文化財「髙澤ろうそく」の店舗が倒壊した。木造の柱が崩れ落ち、道路をふさいだ。周辺の薬局や家屋も倒壊し、近くに住む70代男性は「こんなに大きい地震は初めて。一本杉の一つのシンボルが壊れて残念だ」と話した。

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